Overview
キオクのバトンをつなぐ、特設サイト設計
東日本大震災から10年後の2021年3月11日に向けた、震災伝承プロジェクト「#そういえば -キオクのバトン-」のビジュアルデザインを担当しました。「それぞれ違う“あの日”の中で、感じたこと、気づいた大切なことを、みんなで語り合い、つながってほしい。」という取り組みです。
特設サイトでは、誰でも自由に投稿や閲覧ができ、多くのエピソードに触れてもらえるよう操作性や回遊性を重視したUI設計に。誰かの大切なキオクとの対話を通じて、震災への向き合い方を見つめ直せる空間をつくりました。「第51回仙台広告賞 制作者賞 プロモーション部門特別賞」
Creative
市民の言葉で防災ムーブメントを起こす
居住地域や年齢など、当時の環境下によって生じる「震災体験のグラデーション」に着目。防災ムーブメントの一環として、次の世代にバトンのように語り継がれていくことを目指しました。
のんさんのしなやかな眼差しが印象的なメインビジュアルでは、真っ直ぐ未来を見つめる意志の強さを体現。「バトン」や「・・・」など、展開がしやすく継続性のある表現を用いることで、様々な媒体で連帯感のあるデザインに仕上げました。